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死者の内訳と死因[編集]

警察庁は2012年3月11日までに、岩手県・宮城県・福島県で検視された15,786人の詳細を発表した。

年齢
  • 0‐ 9歳:2.95%(466体)
  • 10‐19歳:2.65%(419体)
  • 20‐29歳:3.26%(515体)
  • 30‐39歳:5.37%(847体)
  • 40‐49歳:7.07%(1,116体)
  • 50‐59歳:11.93%(1,883体)
  • 60‐69歳:18.66%(2,945体)
  • 70‐79歳:23.81%(3,759体)
  • 80歳以上:21.42%(3,381体)
  • 年齢不詳:2.48%(392体)

男【7,360体(46.62%)】女【8,363体(52.98%)】性別不詳【63体(0.40%)】

死因
  • 水死:90.64%(14,308体)
  • 圧死・損傷死・その他:4.23%(667体)
  • 焼死:0.92%(145体)
  • 不詳:4.22%(666体)

この震災での犠牲者の死因の殆どが、津波に巻き込まれた事による水死であった。津波の中には、大量の砂や海底のヘドロ、港湾施設の重油などの有害物質などが含まれていた。砂が肺に入れば気管を詰まらせ、有害物質が肺に入れば身体を侵す。水死に至る経緯は、これらで呼吸困難になったり、瓦礫が当たり意識を失ったり、3月の雪の舞う中で低体温を伴ってなど、さまざまな経緯もあったと考えられる。

圧死・損傷死・焼死も、ほとんどが津波による瓦礫が要因となっている。

建造物の倒壊や土砂崩れ、天井の非構造部材の落下、高所からの落下など、地震の揺れそのものが原因による犠牲者は、福島県36人・茨城県18人・宮城県13人・東京都7人など、わかっているだけで90人に上る[48]

また、高齢者を中心に避難所で亡くなる者も相次いでいる[49]。避難所の不衛生や寒さによる死者は、2011年3月末までに280人を超えた[50]。2012年3月末時点での集計で、震災関連死と認定されたのは1,632人(福島県761人、宮城県636人、岩手県193人など)[51][52]、2013年3月末時点での集計では2,688人にのぼっている[53]毎日新聞は2013年12月17日、福島県内の震災関連死による死者数が地震や津波による直接死者数を上回った、と報じた[54]



- 東日本大震災 - Wikipedia

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